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日本テレビ系TVドラマ

最後の弁護人

◆日本テレビ系水曜夜10時放映中・2003/01/15〜◆
公式ページ http://www.ntv.co.jp/saigo/

#9 怨まれた弁護人…少年に恋人を殺された女

夜の駐車場でカップルを狙った少年たちによる襲撃事件が発生した。被害者は、会社員の秋葉寛人(岡本光太郎)と同僚で恋人の荻野みゆき(純名りさ)。匿名の目撃者からの110番通報で出動した警察は、2人から50万円入りのバッグを奪ったグループ主犯格の17歳の少年・佐藤祐樹(森山未來)を強盗傷害の容疑で逮捕。被害者の秋葉が死亡したとの連絡を受けた警察は、佐藤に全く反省の様子が見られなかったことなどから、家裁ではなく刑事裁判が相当との但し書を付けて送検した――。
 有働が佐藤の国選弁護を受けたと知った良子と赤倉は、最初から意気が上がらなかった。佐藤が被害者らを襲ったのが事実なら、バッグを奪ったのも事実。さらに襲われた被害者の秋葉が死亡している。全く同情の余地がない被告の弁護をすることは、被害者はもちろん家族や関係者の神経を逆なでする行為に思えたのだ。有働らが面会した佐藤は、予想通り自分の罪を全く反省していなかった。

 このドラマが始まる時、イマイチだろうなあと思っておりました。基本的に法廷モノは結構好きなんだけど、 派手な法廷モノってなんか嘘くさいというか…。そういうイメージがあったせいかもしれません。 タイトルがベタだし。主役が阿部ちゃんというのも引いた原因かも(^^;)。
で、今日、9話目にして偶然目にしたんですが…これが、なんというか、うーん、まあイマイチだったんですねぇ。
旦那は面白そうに見ていたんだけど、なんというか、ありそうな設定でありそうなどんでん返し。
キャラクターが結構いけてるのに、ちょっと食い足りないと言う感じ。勿体ないです。
――しかし、しかし、しかしそれだけに、この話を最初からみたくなってきたのです。
演出も地味だし、私が注目してしまったキャラの造形もありがちそうな感じなんだけど、なんか引っかかる(笑)。
何がイマイチ感を与えているのかもぼんやりしてて判らない。
だけど、なんかちょっと気になるんですねえ。
 実は、主人公の阿部ちゃん演じる有働のキャラが凄く好みな設定なんですね。貧乏で世間をなめたな口をきく。 中身は結構熱血タイプなのに、すかしたような態度を取る。有能なのに貧乏。でも、ここぞというところでは、 ばばばばんっっと動く。頭もよろしい(笑)。さらに敵対している検事が正義を信じて行動してるところもいい。
――これで演出が派手だとかえって面白くないのかも。
最初から見ていれば嵌ったかもしれないという気になってきました。
最終話までもう残り少ないというのが残念。…脚本が気になるんです(笑)。
 ラスト、犯人が「怨みます、一生怨みます」と言ったのに対して「怨まれるのも弁護士の仕事ですから」と言って笑った有働。 この自嘲気味な笑いの顔が、とても気になってしまう。それは伏線通り、おそらくは彼の過去に関するところから来ているんでしょうが…。
あまりにベタでありながら気になるこの演出、脚本。それを敢えてやっているこのドラマ、機会があれば最初から見てみたいものです。


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