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作品後記

朱い月
 くらげがまだ夢も希望もあった十代の頃の作品。実話。と言ってもまんまではありませんが(笑)
その時のくらげは血の涙も流さなかったし、次の日の朝刊に少女の記事もありませんでした。
でも、と思うのです。あのときに感じたもの、見たもの、かれらの囁き。 それは自分自身が決して忘れてはいけないものだったのではないかと。 そしてなお、それを持ったままで生きてゆくべきものなのではないかと。 今でも彼らの囁きは、時折、くらげの耳元で甘い音を奏でるけど、それはもう、 あの頃のように涙を流させるようなものではありません。少なくとも、 自分のために流す涙はあかくないのです。それは自分が「大人」 になってしまったからなのでしょうか。今でもくらげは自分のことを 「歪んだ子供」のままではないかと思っています。でも、 それだからこそ見えるものもある。見えないものもあるけれど。 このときの思いを忘れずに、自分の人生を綴ってゆきたいと思っています。
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彼女
 WEBサイトを作成してから初めて書いたお話。約10年ぶりでした。 文章になってないところは多々ありますが、効果を狙っての分もあります。 まあ、ブランク長いし、下手なのは仕方が無いのですけどね。読みにくさは、 どうかご容赦ください。
今、書き上げました。何度も何度も推考を重ね、頭の中でいじくり回しましたが、 やはり実際に書いてゆくのが一番だと思いました。朱い月とは違って、 このお話は全くのフィクションです。ただ、「私」の感情やひねくれ方は、 やはり自分自身の体験を素に書きました。 こういう形でしか物事を受け取れない子供は、たくさん居るはずです。昔も、 今も。
ホラーのつもりで書き出したのに、なんだかぽるの(笑)まがいのところも (いちおう最初からの予定ではあったんですが…)出てきてしまったし、 予定よりずいぶん長くなってしまいました。でも、 実はこれでも短編のつもりなのだった。くらげは長編型なんです。 だからなかなか発表出来ないんですよね。でも、これからはちゃんと書いてゆくつもりです。 こうして発表の場があることだし、もう時間もありません。 私がこれから何年生きてゆけるか判りませんが、出来る限り、 書くことを続けたいと思っています。それが私の選んだ生き方なんですから。 読んでいただいて、本当にどうも有り難うございました。
19980723 くらげ拝
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いつの日か
いまさらあとがきを書くほどのものでもないのですが(笑)
――『終章』と同じ、昔とある漫画家の同人誌を作った時に、冒頭へ載せました。 実際に初めて書いたのは、それよりも昔で、たぶん高校生くらいの時でしょう。 異様にこっぱずかしい作品ですが、こんな時代も確かにあったのです。そして今でも、 私はこの言葉通り、いいえ言葉以上にその時代の友人、その友情を大切に思っています。
これはくらげの原点なのだと、今でも大切にしているものです。
因みに「Satoshi.R」というのは恥ずかしいのですが、私の中学高校時代のオリジナル用ペンネーム(^^;)です。 4〜5年くらいは使ってたかな。おかげで悪友連は今でも私を「サトシ」と呼びます(笑)
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終章
ある漫画に寄せて書いた・・・というか、パロディ本を出した時に作ったものです。 これまた恥ずかしい出来ですが、まったく改稿せずにそのまま載せました。やはり思い入れの強い一品です。 初出のときは、ある同人作家さんへささげると書いていましたが、これはやはり、その漫画の登場人物たちと、 私自身のために書いたものだったのだと、今ならわかります。私は今でも、その漫画をとても愛しています。 (なんだか判りますよね(^_^;)・・・バレバレですもん・・・私も好きだという方、いらしたら教えて下さいね(^^))
因みに。
こっちの「AKI TAKATSUGU」もやはり昔のPNですが、これはこの漫画家さんのパロを書く時だけのものでした。――嗚呼はずかし(爆)
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